2012年5月30日水曜日

仙台六郷・福幸(ふっこう)宝来鈴

時薬堂さんと一緒に行った、「仙台六郷・福幸宝来鈴」が2012年5月18日 河北新報の記事になりました。

以下 河北新報より

アクセサリー、青葉まつりで販売
被災の六郷地区思い手仕事

 19、20の両日、仙台市中心部で開かれる仙台・青葉まつり(まつり協賛会主催)に向けて、仙台市若林区の日辺グラウンド仮設住宅で暮らす住民らが、鈴の付いたアクセサリーを製作した。まつり当日、観光客らに販売され、売り上げの一部が作り手に還元される。

 仮設住宅には、東日本大震災で被災した同区六郷地区出身の住民が多いことから、アクセサリーは「仙台六郷・福幸(ふっこう)宝来鈴」と名付けられた。金銀の6個の鈴と3本のゴムひもを組み合わせて作った。
 腕や足首、髪などに付けることができ、まつりの見物客やすずめ踊りの踊り手らに売り込む。1個300円で150個製作した。
 仮設住宅集会所に15、16の両日、住民延べ50人が集まり、アクセサリーの製作作業を進めた。若林区三本塚の自宅が壊れた友田紀子さん(64)は「普段は家にこもりがちなので、みんなでおしゃべりしながら作れて楽しかった。きれいにできたので、買って喜んでもらえたらうれしい」と話した。
 製作には、高齢者や障害者の文化活動を支援する仙台市のNPO法人オハイエ・プロダクツと、市民グループ「時薬堂」(ときぐすりどう)が協力した。
 福幸宝来鈴は青葉まつりの2日間、勾当台公園市民広場内に設けられる物販コーナー「手仕事元気アトリエ」で販売される。アトリエでは、市内のほかの仮設住宅団地の住民グループも手作り品を展示即売する。


2012年05月18日金曜日