2011年8月30日火曜日

女川第四小学校「小さな打楽器隊」

8月30日に行った、女川第4小学校での打楽器ワークショップの様子を、講師の齋藤寛さんがブログに書いてくれました。

こちらをご覧ください。

齋藤寛公式HP「小さな打楽器隊

2011年8月19日金曜日

おかだ夏まつり~鎮魂の盆踊り 復幸、復興の夏祭り~

8月13日(土) おかだ夏祭りを開催致しました。

開催の経緯などは、こちらをご覧ください。

 NPO法人オハイエ・プロダクツでは、メインステージ(やぐら)の音響、出演者調整、盆踊り生演奏、イベント運営補助を行いました。



さて、お祭りはというと企画が盛りだくさん。

まずは、岡田地区の名物になりそうなチェーンソーアート

岡田の三本松が見守る中、全国各地から集まったカーバー17名が一斉に掘り始めます。
この規模でカーバーが集まるのは、全国大会並みだそうです。

 完成した作品はこちら。
幸せを運ぶフクロウたちです。

続いては「とっておきの音楽祭 こころおうえんキャラバン」ライブステージです。

○クリエイティブパーソンズ
岡田地区出身のメンバーがいます。観客を巻き込んだ楽しいステージを披露してくれました。


○Feather
JSFのフィナーレなどにも出演するユニットです。カーペンターズのカバーで、お祭りの空間を温かい空気で包んでくれました。


ほでなすブルースバンド
仙台が誇る民謡FUNKバンドです。老若男女楽しんで頂けたようです。



続いての演奏は地元蒲生の「南蒲生太鼓」の皆さんでした。
太鼓は津波にのまれてしまいましたが、子供たちの「太鼓したい」という声に、太鼓を乾燥させ今回の出演に至ったそうです。

太鼓の演奏が始まると、観客の皆さんの目は釘づけです。やはり地元のお祭りには地元の芸能がよく合います。






そしてタイトルにもありました「鎮魂の盆踊り」です。
今回、地元の方との打ち合わせで「ぜひ、生演奏の盆踊りで踊りたい」というお話を実現しようと、様々なご協力を頂き生演奏で行うことが出来ました。

盆踊りは3種類「七夕音頭」「相馬盆歌」「炭鉱節」の3つです。





多くの方が盆踊りの輪の中に参加されたり、少し離れたところから手を叩きながら見入っていました。

終わりは竹灯篭です。

竹灯篭は高いところから見ると「岡田」と書いてあります。
これで迷わず帰ってこれるのではないでしょうか。







そして閉会のあいさつは、来場者のみなさんによる、
「がんばっぺ!」 「岡田!」
「がんばっぺ!」 「岡田!」

の掛け声で終了となりました。


●スタッフより

岡田地区での震災の被害者は約100名です。

そういった中で、鎮魂や地域の結集という意味を込めて、20年ぶりに7町内会合同の「岡田夏まつり」開催となりました。

私たちは、企画の段階から参加させて頂き、地域の皆様と一緒にお祭りを作り上げることが出来ました。

お祭りの中心となった方は「このお祭りをする事で、亡くなった方に岡田は大丈夫だよと、安心させてあげたい」とお話ししていました。

夏祭りの会場となった岡田小学校からも、横倒しになった車が見え、確かに津波の爪痕は残っています。しかし岡田の方たちは、地域の方たちが力を合わせて、大きく復興に向けて動き出しています。

NPO法人オハイエ・プロダクツでも、岡田の方々と一緒に歩ませて頂き、少しでもお手伝いができるよう活動していきます。

2011年8月10日水曜日

岡田夏祭りチラシ完成

8月13日(土)に行われる岡田夏まつりのチラシが完成しました。

地域とNPOのコラボレーションという事で、数多くの団体が参加されています。

がんばっべ岡田の会
仙台市市民活動サポートセンター
日本災害救助隊仙台
習志野「竹宵の会」
NPO法人いちはら自然樂校
里山ねっと赤坂
丹波チェーンソーアートスクール
陸奥チェーンソーアートクラブ
NPO法人オハイエ・プロダクツ

とっておきの音楽祭「こころ応援キャラバン」には、岡田地区で被災したCreative Personzさんもご出演します。

岡田西町仮設住宅の落語から始まり、こういった形で地域とつながり、一緒にお祭りがつくれる事をうれしく思います。

岡田夏祭り ~鎮魂の盆踊り 復興・復幸の夏祭り~
日時:8月13日(土)14時30分~20時20分
会場:岡田小学校校庭(仙台市宮城野区岡田字北在家67)

地域新聞「たかさGO新聞」掲載

先日実施した、岡田西町仮設住宅での落語会の様子を、高砂と地域にお住まいの方が編集する地域新聞「たかさGO新聞」に掲載して頂きました。

  新聞の抜粋です
“参加者からは、「みんな集まってこんなに笑ったのはひさしぶり。笑うっていいね。」「次はいつ?」という声もあり、大盛況のうちに幕を閉じました。”


この新聞は、仮設住宅や地域のお店などで配布されています。

現在、仙台市内においても、仮設住宅やみなし仮設住宅にお住いの方が、地域の情報を共有するのが難しい状態にあるようです。そういった状況を打開すべく、地域新聞という形で地域の情報を発信し、届けるため発刊されたのが地域新聞「たかさGO新聞」です。

 私たちは直接新聞編集に関わることはできませんが、お祭りの実施など企画を通して、地域の方が共有できる場づくりのお手伝いをしていきたいと考えています。